warp stabilizerに関する追記
2014年3月30日
premiere pro CCのwarp stabilizerのスタビライズ機能を実装する際のスタビライズ方法を下記4つから選ぶことができる。
・位置
・位置、スケール、回転
・遠近
・サブスペースワープ(初期設定)
あまり気にせず初期設定の「サブスペースワープ」を使用していたが、手振れがきついところになると、なんとなく背景が歪んだ、妙な映像になることがある。
CMOSカメラ特有のこんにゃく現象に似てるけど、多分原理的にはちょっと違うと思う。
撮影した素材は3ccdでのカメラで撮影したものだ。
「ワープ」というエフェクトはafter effectやphotoshopでもあるけど(映像や画像を歪ませたりする)、それを映像に適宜、自動的にかけているのかと思われる。
それなら「位置、スケール、回転」なら、妙な映像の歪みは出ないのではないか、と思い、設定を変えてスタビライズしてみた。
こんにゃく現象のような歪みはおそらくなくなった(ように見える)。
多分、自動的に顔などの情報を認識した上でそれを座標化したりして、追尾し、それにあわせて映像を移動、回転、拡大してスタビライズするのだろうと思われる。
ただ、ファイルに書き出した際、なぜか残像のようなノイズが現れた。
フィールドオプションを「ちらつき削除」にしていたが、こちらを「なし」に変えたら残像ノイズが出なくなった。
とにかく、重いエフェクトなので、安易に使用しない方が良さそうだ。