HPの文章掲載のSEO的観点からのポイント
2018年2月20日
SEO対策、という言葉は今では大分市民権を得て、多くの人に知られている言葉になりました。SEO対策という言葉自体は今から10年以上前からありましたが、当時は一般にはなじみのない言葉でした。そして、その施策内容も今とはずいぶん違ったものだったと思います。
以前と比べて、HPで積極的にコンテンツ発信を行っていこうとする方が増えてきたかと思いますので、SEO的観点から見た記事執筆について、少しまとめておこうかと思います。
SEOを考えた文章制作
SEO対策を踏まえた上での文章制作、というのはどういうものか、分からない方も多いのではないでしょうか。SEO対策という言葉は聞いたことはあるけど、具体的にどういうコンテンツがSEO対策に有効なのかイメージがわきにくい方も多いかと思います。
それでは、検索エンジンの立場に立って考えてみると良いかもしれません。
どういった文章を書いて発信するか、ではなく、どういった文章が検索結果に表示されると望ましいか、という観点で考えると分かりやすいかと思います。
Googleがコンテンツを評価するポイントは概ね下記の通りです。
「情報の豊富さ」「情報の正確さ」「情報の見易さ」「情報の新しさ」「情報が外部からどのように評価されているか(外部被リンクの質と量)」
このように書き出して、よく考えてみると、案外当たり前のことばかりだったりします。
検索エンジンから良い記事を見つけることは、本屋で本を探すことと似ている。
本と人の出会いは十人十色なので、一概に言えませんが、本屋さんの立場に立ってみれば、とりあえず「ページ量が豊富」「内容が正確」「見やすい」「新しい情報である」「一定以上の評価がある」ような本を置きたいと思うのではないでしょうか。
もちろん、売れる本=上記の条件を満たした本、ではないと思いますし、むしろ古書が好まれることもありますが、特別なジャンルの本などではなく、一般的な本や雑誌において大体上記のような条件で書籍の良し悪しを判断できると思います。
逆に「ページが少なく薄い」「内容の正確性が保証されない」「見づらい」「古い情報である」「良くない評価がある」ような書籍は、あまり陳列したくない、と思うのではないでしょうか。
それは概ねGoogleも同じかと思います。
Googleの収入の多くは広告出稿費用が占めているそうですが、検索結果に公正性を持たせないと、広告出稿者にとって不利益を生む可能性があります。なので、Googleは検索結果を限りなく公正に出力する義務があるわけです。
従って、上記の悪いポイントに該当しないようなコンテンツ制作が重要です。
具体的に心がけること
ではどうすればいいか、というと、誰でも簡単にできることとしたら、「情報の量を増やす」「内容を正確に書く(要は明らかな嘘はダメということです。)」「見やすく書く(見出しを付けたり、段落を分けたり、など)」「ある程度の更新頻度を保つ」ということかと思います。
外部からの評価、つまり外部被リンクなどは、今ではそれほど価値の比重は大きくないようですので、SNSなどの自然発生的な被リンクで十分かと思います。
上記を考慮しながら、記事コンテンツを記載していくと良いでしょう。
小難しいことを色々と書きましたが、一番良いのは、当人が書きたいことを書くことです。無理にキーワードを含めた見出しやタイトルにすると却ってよくないこともあるようです。まずは書きたいことを書き、ある程度慣れてきたら上記のポイントを少し意識してみると良いかと思います。