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記事投稿日 : 2020/06/02 ブログ ハーレー・ライディング上達法 各種操作

【入門編】自在に操るアクセル&クラッチ操作法

ハーレーを颯爽と駆け巡らせるために、
そして時に小さく旋回ターンさせるのに必要不可欠なのが
強大なエンジンパワーを上手に利用し
繊細かつ繊細にコントロールすること。

今回はハーレーの大きく重たい車体を自在に操る
アクセル&クラッチ操作法についてご紹介します。

【入門編】自在に操るアクセル&クラッチ操作法

1.ハーレー特有のアクセル操作法

適切なエンジンパワーの引き出し方、
繊細なコントロールの方法を身に付けずに、
安易にアクセルを開けてしまうと、
大きく重たいハーレーの車体は言うことを聞いてくれず
自在に操ることはできません。

低回転から強力でトルクフルなハーレーのロングストローク、
ビッグツインエンジン特有のアクセル操作をマスターします。

①ハンドル・アクセル操作法

教習所で教わる脇をしめて、
ハンドルに直角になるよう
腕を下からあてがうフォームを取ると、
アクセルの操作を行う場合に
右ひじや肩が下がってしまいます。
ハーレーを自在に操るライディングでは、
教習所のこのフォームは一旦忘れてください。

そこでお勧めしたいのが、
右腕をハンドルのラインの外側から
45度程度の浅い角度で握りグリップすることです。
両脇を開け、両ヒジを外に向けることで、
両腕とハンドルで大きな円を作るようにします。
そして工具のドライバーを回すような、
胸の前で雑巾を絞るような
右手の使い方でアクセルを操作します。

このような右腕・右手の使い方で
アクセル操作を行うと
右ひじや右肩の位置が下がりにくく
固定しておけるので、
アクセル操作がライディングフォームに
影響を与えることがありません。

またハンドル幅の大きいハーレーでは、
右へ大きくハンドルを切る場合、
右のハンドルグリップが
ライダー上体・腹部付近に近づき、
アクセル操作が難しくなります。

そこで先ほどの説明のように、
ハンドルを外側から浅い角度で握りながら、
脇をしめずにヒジを上体右に
引き抜くように引き込んでいきます。
そして、アクセルはヒジを固定して
手首をまわすように操作します。

このハンドル操作・アクセル操作法を使うと
右にハンドルを切る際に
上体・腹部にヒジが当たり、
干渉することはなくなります。

②アクセル開度固定方法

低速トルクとパワーの強烈なハーレーは、
特にUターンや交差点の右折・左折や低速走行では、
特に繊細なアクセル操作が要求されます。
しかしエンジンの力が強力ゆえ
走行中、特に旋回時に、
アクセル開度を一定に固定しておく
もしくは微妙に開閉するのはとても難しく、
ヒジや腕、肩に力が入りやすくなります。

この解決方法として、アクセルを開けた状態で、
右手の中指をブレーキレバーにあてがい
固定する方法をお勧めします。
中指だけだと難しい場合には、
人差し指を添えてもかまいません。
こうすることで、アクセルを一定開度で固定でき、
またそこからアクセルの
微妙な開閉操作も可能となります。

ポイントは手首をあおってアクセルを開けないこと。
中指の関節を曲げないように
指の腹を使って、レバーを上から抑えることです。
固定物であるレバーを上から押す力で
結果アクセルを開ける方向に回すことができます。
アクセル開度は、レバーへの中指の抑え加減で
微調整することができます。

手首をあおってアクセル操作すると、
中指が浮いてしまったり、
指先をレバーに引っかけている場合には
不用意にブレーキレバーを引っ張ってしまうので
注意が必要です。

この中指でのアクセル一定開度の固定ができれば、
例えステアリングを左右に回転させても、
エンジン回転数を一定に保つことが
できるようになりますので、
小旋回時のエンジンの力や速度を
安定させることができます。

2.ハーレー特有のクラッチ操作法

クラッチの利用目的には停止状態から発進や
ギアチェンジのときにエンジンの力を
スムーズに後輪に伝えることがありますが、
利用目的はそれだけではありません。

まず、ハーレーの特徴の一つに
低回転でも強力な低速トルクを持つ
エンジン特性が挙げられます。
一方でそのロングストロークⅤ型2気筒エンジンは、
アイドリングを下回る低回転域で
この連続した強力なトルク変動が、
車体の振動や、不安定なエンジン回転をもたらし、
これが低速時の操作性を悪くしています。

よってハーレーにはこのトルク変動を
クラッチ操作で逃がし、均してしてあげる
他のバイクには不要な特有の技術が必要になってきます。

半クラッチにはかろうじて
エンジンの力が後輪に伝わる位置から、
エンジンの力が完全に伝わる
ちょっと手前までの領域があります。

半クラッチという言葉から、
半クラッチの位置を定点でイメージしている
ライダーが大半のように感じます。
たとえば、半分の「半」という言葉から
エンジンの力が50%後輪に伝わった状態、
残り50%はクラッチを滑らすことで、
エンジンの力をロスしている状態です。

一度ここで半クラッチの認識を変えてみてください。
半クラッチの位置を定点から領域で考えること!
その領域のクラッチ操作で
エンジンの力・駆動力を変化させること!
この領域の駆動力をクラッチで
上手くコントロールすることで、
エンジン回転数を保持しながら
後輪へ効率的に動力を伝えることができます。

このクラッチ操作をマスターすれば、
アクセル操作に代わって低速走行時の
微妙で繊細な速度コントロール操作を
格段にやさしくすることができます。
小旋回やUターンなど
繊細な加速・減速が要求されるテクニックに
必要不可欠なものとなるので
この操作はしっかりマスターしておきましょう。

それでは、そのハーレー特有の
クラッチ操作を早速練習していきましょう。

①半クラッチでの発進

単にクラッチを切ったりつないだりする操作だけでなく、
安定したエンジンの力を引き出す
繊細な半クラッチ操作を身につける練習として、
アクセルを使わずにアイドリングのまま、
クラッチ操作だけで発進する練習をやってみましょう。

繊細な半クラッチ操作を行い、
アイドリング状態の弱いエンジンの力を
ゆっくりていねいに後輪に伝えていきます。

これにより、クラッチをつなぐ・切る・滑らせるといった
クラッチをON・OFF・半クラッチ(50%)の3定点ではなく、
エンジンの力を変化コントロールする
領域を使えるようになります。

②クラッチによる速度調整

それでは、市街地交差点での発進からの右折・左折や、
Uターンなどの小旋回、渋滞徐行時などの徐行時などの
難しいアクセル操作の代わりに使える、
クラッチによる速度調整方法を紹介しておきます。
低速旋回や、低速バランス走行をマスターするのに、
この技術は絶対に不可欠になりますので、
必ず身に付けたい技術です。

まず、前後ブレーキで車体を完全に停車させ、
アクセルを少し開けて1500回転程度で固定します。
その状態で、半クラッチの領域、
つまりかろうじてエンジンの力が後輪に伝わる位置から、
完全に繋がる手前の領域のクラッチ位置を確認してください。

クラッチがつながるほどエンジン回転が下がる一方で、
エンジンの力が後輪に伝わるのが
強くなることを体感してみます。

この半クラッチ領域でのクラッチ操作を使えば、
低速走行でもエンジン回転を安定するレベルに保ちながら
一部のエンジンの力を後輪に伝えることができるので、
アクセル操作に代わって低速走行での
速度調整が格段にやさしくなります。

練習方法として、
まずクラッチを切りギアを1速にします。
今度はリアブレーキを引きずるレベルに
軽く踏み込みそのまま固定します。
アクセルを開けエンジン回転を1500回転程度に上げ、
アクセル開度を一定に保ったまま、
半クラッチで発進します。

アクセル開度及びリアブレーキの加減は変えず、
半クラッチの操作領域を変化させて、
速度を変えてみます。

③低速バランス走行

ハーレーは、車体が大きく車重も重いため、
特に低速走行の扱いが難しく、
バランスを崩しやすいもの。
そこで役立つのが低速バランス走行練習です。

先にご紹介したアクセルやクラッチ操作などを駆使し、
できるだけ遅い速度で、
バランスを保ちながら走ってみます。
練習は駐車場や舗装広場など、
転倒リスクの少ない安全な環境で
行うといいでしょう。
公道では停止寸前や、渋滞にはまった時に、
意識的に行うと練習機会が増えます。

ややエンジン回転を上げてアクセル一定、
半クラッチとリアブレーキを使いエンストを防ぎます。
車体を垂直に立てた直進状態で行う練習なので、
エンストしてもいいので、
できるだけ足をステップから離さないことがポイントです。
教習所をで行った一本橋課題の要領ですね。

車体が左右どちらかに傾き始めたり、
曲がり始めた場合には、
ハンドルで修正するのではなく、
反対側のステップを軽く踏みこむことで
バランスを取ります。

 

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