低速トルクとパワーの強烈なハーレーや大型バイクは、
Uターンや小旋回や低速走行では繊細なアクセル操作が要求されます。
しかし、この微妙なアクセル操作はとても難しく、
不用意に開けるとその強大なパワーで旋回円は膨らみ、
閉じると強烈なエンジンブレーキで失速、
どちらにしても大きくバランスを崩してしまい、
上級者でも旋回どころではなくなってしまいます。
この解決方法として、アクセルを開けた状態で、
右手の中指をブレーキレバーにあてがい
スロットルを固定する方法があります。
この中指でのアクセル開度の固定ができれば、
ステアリングを左右に回転させても
エンジンパワーを一定に保てますので、
小旋回の駆動力を安定させることができるのです。
一方、ハーレーなどのロングストロークV型2気筒エンジンは、
低回転域での連続した強大なトルク変動が、
車体の大きな振動や、不安定なエンジン回転をもたらし、
低速時の操作性を悪くしています。
よって、低回転域でのトルク変動をクラッチ操作で逃がし、
均してしてあげる特有の技術が必要になってきます。
この技術が使えると、市街地での交差点の発進即右左折や、
Uターンなどの小旋回の
低速コントロールがとてもやさしくなります。
ここでは半クラッチの領域、
つまりかろうじて駆動力が伝わる位置から、
完全に繋がる手前の領域のクラッチ操作を使います。
練習方法として、
リアブレーキを引きずるレベルに軽く踏み込み固定、
エンジン回転を1500回転程度に上げ
そのアクセル開度を一定に保ったまま半クラッチで発進します。
アクセル開度及びリアブレーキの加減は変えず、
半クラッチの操作領域を
少しずつ変えて速度を変えてみてください。
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